ドラゴンハープジャパン

Boa

Colombian Red Tail Boa(Boa constrictor imperator)

通称ボアコン  ペットとして世界中でもっとも愛されている種といって良いでしょう。温和な性格と通常2m以内に収まるサイズ、しかしながらニシキヘビの仲間として十分に認識される太さと迫力、そしてなんといっても飼育や繁殖に関する情報が豊富な事、さらには沢山の色や模様のバリエーションがありコレクションとしても、又は、組み合わせや選別による繁殖の楽しみが期待できるところ等が人気の集まる原因でしょう。当社ではインペラ亜種を中心に日本発世界標準のBaby達を供給出切るようがんばりますのでよろしくお願いいたします。

Snow Boa

1997年Peter Kahl によって作出された究極のボア。AlbinoとAnerythristicの遺伝子の組み合わせにより生まれた純白のボアは誰をも納得させるでしょう。2つの異なる劣性遺伝形質のダブルホモとなる訳ですがその作出には2世代に渡るクロスブリーディングが必要となり、尚且つ、ダブルへテロ(アルビノとアネリーを掛け合わせて出来た子供で両方の遺伝子は持っているが見た目はノ−マル)同士の掛け合わせにて16分の1の確率でしか出現しないという事からまだまだ供給量は限られています。

Photography by Peter Kahl
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Albino Boa

供給量が増えて値段的にもだいぶこなれて来ましたが、Albinoをベ−スとした新しいバリエ−ションがどんどん作られていますのであいかわらずの人気です。当社ではPetr Kahlのオリジナル・ストレインを中心により紅く、より白い究極のアルビノを目指し系統交配を進めていきます。

Photography by Peter Kahl
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Coral Albino

Peter Kahlの数あるhet Albino Femaleの内の一匹から偶然に生まれた全身に濃いピンクの色素がスポット状に入るしいアルビノです。特に頭部はほとんどピンクに染まり、大きくなるにつれてさらに綺麗になるので楽しみです。2000年に初めてCoral同士の掛け合わせでのBabyが生まれました。将来的には全身ピンクのアルビノが?

Paradox Albino

Paradox Albinoとは黒の色素を部分的に残したAlbinoと言う事でSuriname(B.c.constrictor)とColombia(B.c.inperator)のAlbino遺伝子のHybridによって発現したのではないかと言われていますがはっきりとは解かっていません。第二世代がそろそろ生まれる?

Stripe Albino

Peter Kahl StrainのGenetic Stripe(劣性遺伝)とAlbino(劣性遺伝)の組み合わせで作られた興味深いミュ−テイションです。ストライプの長さの遺伝がランダムなため近い将来にはフルストライプアルビノも生まれるでしょう。2つの劣性遺伝の組み合わせと言う事ではSnowと同じ事ですので値段的には暫く高値が続くでしょう。又、この系統の赤はとても鮮やかで白の地肌とのコントラストは見事です。(上のAlbino Boaの写真はこの系統のノ−マル個体です。)1ランク上のアルビノ作出の為には欠かせない系統です。

Arabesque Albino

優性遺伝のArabesuqueとAlbinoの組み合わせでArabesqueの模様変異がAlbinoと合わさりとても面白いBoaです。まだ成体が存在していないので大きくなってどうなるのか解かりませんが色々な可能性を持ったミュ−テイションでしょう。今年は同じ優性遺伝のハイポとの組み合わせが注目!

Salmon Hypo Boa

Rich Ihelによって系統付けられたHypoボアでサ−モンピンクのその体色とクリ−ムホワイトとワイン色のテイルはSnowとは別の意味で究極と言えるでしょう。代を重ねるたびに美しくなるこのハイポボアは優性遺伝(Co-dominant)ですのでヘテロの状態で形質が表現型として現れます。よってアルビノ等とは反対に外見からハイポ遺伝子の有無が見える事になりますが、逆にヘテロとホモの区別がつかないという事になるわけです。もちろん繁殖によって検証する事は出来ますし生まれた子供についての推測もある程度可能です。

当社の今年のBabyはSalmon x Salmonで15匹生まれた中の10匹がSalmonで4匹がNormal、残りの1匹は???でした。親であるCB98の♂♀はF2 Salmonであり、とても綺麗な個体なのでホモ?と期待しておりましたが結果として共にヘテロという事が検証されたわけです。又、確率的には生まれたSalmon10匹の内、3分の1はホモで残りがヘテロということになります。この場合は外観から予測はつくものの確実ではありませんのでPoss.Super Salmonということになるわけです。

Arabesque Boa

Hyper-melanistic Traitsで体中に黒の小さなスポットが入りサドルが細く繋がっているのが特徴です。今年はAlbino Arabesqueも作出されましたがその独特の外観から根強い人気を持ちます。このミュ‐テイションも優性遺伝でハイポとの組み合わせはもちろんのこと劣性遺伝のアネリ-との組み合わせも注目です。

Photography by Peter Kahl
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Leopard Boa

メキシカンボアから生まれたこのミューテイションは劣性遺伝ではありますが、その発現形質は安定しておらず今のところ5種類の外観の異なる形質を発現させるようです。ドイツで遺伝が検証され今年初めて市場に出てきたのです。

Leopard、Calico、Star & Stripe、Stripe & Reverse Stripeと別けられていてどの掛け合わせにおいても各表現型がランダムに現れるようなので楽しみが5倍になったようです!

独特の外観と真っ黒な瞳が魅力的なこの新しいBoaは既存のミューテイションとの組み合わせで可能性は無限に広がるでしょう。

Crawl Cay Island Dwarf Boa(Boa constrictor imperator)

分類学上から見れば普通のインペラト−ルですが虹色に光る独特の色合いと最大5FEET、通常4FEET(120cm)にしかならないベリ−ズのクラウケイアイランドに生息する地域変異です。現在ではこの地域からの輸出は禁止されていますので本当に貴重なボアといえるでしょう。USとUKに若干残っているだけですのでこのボアも日本でのブリ−ディングプロジェクトをスタ−トする事になりました。グレ-地のこの渋いBoaはきっと皆さんを満足させるでしょう。

Hogg Island Boa(Boa constrictor imperator)

このボアもインペラト−ルの地域変異で大きさは通常5FEET(150cm)と十分に扱い可能なサイズです。カメレオンボアとしても有名で劇的な色の変化を見せてくれます。基本の地色はべ‐ジュから薄いグレ-で模様は全体にボケたような印象を与えますが、その上品な色合いから貴婦人に例えられています。中でも体側にピンクやオレンジがのってくる個体の美しさは必見です。

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