ドラゴンハープジャパン

ドラゴンニュース

2002

アルビノレオパ−ドゲッコウ メモ

アルビノレオパには二つの系統が知られており(Tremper/Rainwater)一般に茶色が残って綺麗でない=Tremper、白くなって綺麗=Rainwaterという様に認識されているようです。今現在日本で流通している個体はほとんどがTremper Albinoですが、昨年大量に輸入された個体の質があまりにも悪かった為にこの様に認識されてしまったのだと思われます。実際にはこの異なる2系統のアルビノは外観からは区別がつきません。きちんと選別交配をしているブリ−ダ−からの個体であればどちらの系統もかなりの確率で白と黄色から橙のバンドのコントラストの美しい個体を手に入れることが出来るでしょう。

又、この異なる2系統のアルビノは完全に別の突然変異と言われています。見た目は同じでもメラニン色素の減少の度合い等何かが違うのでしょう。今のところはこの両者を掛け合わせると見た目はノ−マルの子供が生まれます。今年あたりはこのノ−マルに見える子供同士を掛け合わせた結果が出ると思われますが見た目で区別出来ない2つの色彩変異を掛け合わせてダブルホモを作ってもどうなるの?と思っていますが何かとんでもない個体が出てくるのかも知れません。期待しましょう!

さて今年はTremper Albinoの年です。Rainwaterと比べて圧倒的な流通量があるこの系統は昨年のような質の悪い個体も生み出しますが(アルビノその物の遺伝子は持っていると言う事と、綺麗でない個体からも綺麗な個体は生まれるのであまりガッカリしないで下さい。)逆にいろいろな個体との選別交配も進み素晴らしい個体も多く作出されています。本家Ron Tremper自身の作出した個体は昨年のデイトナでも多くの注目を集めていました。当社も繁殖用に多数導入しましたので彼に負けないような個体を提供するつもりです。さらには日本での不本意な評判を払拭する為に彼自身がセレクトした特選個体を輸入する予定です。(本人そうとう気分が悪い模様ですが…)ご期待ください。

Rainwater系統については本家が消滅してしまった事とここから出てきた個体は寄生虫の問題が多くあり市場にでた個体からの繁殖があまりうまく進まなかった事等によりあまり流通しませんでした。今現在はKevin Hanleyによって引き継がれ彼の努力により綺麗で健康なな個体が少しずつ出回ってきています。

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